• 売却事例2 – 売主のミカタ

    売却事例2

    弊社で実際に売却の仲介を行った案件のご紹介です。

    対象の不動産をご紹介

    売却の依頼を受けた不動産の簡単な概要を紹介します。

    対象となる不動産は、東京都文京区、最寄り駅から徒歩10分にある区分マンションです。

    築30年と建築されてから期間が経っていますが、売主様は一度リフォームをしているということもあり、内装はきれいでした。

    売主様を簡単にご紹介

    今回の売主様は、京都府で会社に勤めている方です。

    元々東京に住んでいたのですが、京都への転勤に伴い、本物件を賃貸に出していました。

    しかし、今回入居者が退去することに伴い、売却することになりました。

    売り急いでいる訳ではなかったのですが、ずるずると売却活動をしたくもない。ということで、スピード感も意識しながら高値で売るということを目的としました。

    想定される買主は?

    本物件は、築年数がある程度立っている物件ということ。

    そして、何よりも文京区というブランドがある地域での物件であること。

    そして、現在空室となっていることから、実需で購入することを検討している方が対象となります。

    当時のマーケット状況の解説

    当時は住宅ローンの金利は35年でも1%台前半であり、かなり競争力がある条件で融資を組むことができる状況でした。

    更に、築古の物件であっても住宅用であればすぐに融資がつく状況ですから、比較的売りやすい状況と言えるでしょう。

    上記を踏まえた上での売却戦略の策定

    上記のような状況を踏まえた上での売却方針は大きく分けて2つです。

    1つは、内装をフルリフォームしてリノベーションを行い、見た目を一新した上で高く売るという形。

    そして、もう1つは最低限のリフォームをして売る形です。

    本物件の場合、売主の方が保有中にある程度大規模のリフォームをしていたということもあり、更なる大規模リフォームは行わずに売却手続きを進めることにしました。

    戦略に基づいて行った行動

    最低限のリフォームを実施

    なるべくコストをかけずに、見た目を見た目をきれいにするということで、室内のクリーニング並びにドアの枠の塗装のはが部分を新たに塗り直すということを行いました。

    入居者に100万円バックという施策を実施

    実需で買われる方は、頭金を沢山持っていない方も多いです。

    他方、住宅ローンにおいては、オーバーローンを組むことはできませんので、別途成約をした方に100万円の内装変更費用をお支払いするという条件をつけました。

    フルローンを組むことができるという融資情勢だったからこそ、この施策が生きてきます。

    客付け会社に50万円の広告料を設定

    さらに、案件を決めてくれた客付け会社に50万円のボーナスをお支払いするという条件をつけました。

    この費用は売主負担となりますが、最終的な売却価格を3,000万円と設定していましたので、

    行動の結果

    売却活動を開始してから2ヶ月で買い付けが入り、無事に契約・引き渡しとなりました。