• 無料査定の甘い罠。不動産の査定前は「3つのデメリット」をしっかりと確認しよう! – 売主のミカタ

    無料査定の甘い罠。不動産の査定前は「3つのデメリット」をしっかりと確認しよう!

    家を査定しているイメージ

    不動産の売却をする時、まずは無料査定をしてみようと思いますよね。自分の不動産がいくらで売れるのかやっぱり気になるところ。

    しかし、すぐに無料査定をする場合のデメリットを知っている人は少なくありません。

    実は、無料査定をお願いすることによるデメリットは沢山あるのです。

    査定する前にそのデメリットはしっかりとおさえておきたいですよね。そこで今回は、無料査定の3つのデメリットについてお伝えします。

    大前提:査定額=売却可能額ではないことを押さえておくべし

    デメリットを知る前に、必ず押さえておかなければいけないポイントがあります。大切なポイントなので、はじめにお伝えしますね。

    査定前に押さえておくべきポイント、それは、不動産は査定した金額で売れるとは限らないということです。

    違う言い方をすると、不動産の価格をハッキリと算出するというのは不可能なのです。

    ここから、ハッキリとした価格を出すのが難しい理由についてお伝えします。

    理由その1 不動産は動かない

    不動産は動かないから。というのが1つ目の理由です。

    当たり前と言えば当たり前なのですが、とても重要なポイントです。

    具体的な例で考えていきましょう。

    神奈川に分譲マンションがあったとしましょう。このマンション、内装が全く一緒だったとしても、日当たりが良い南向きの部屋と、西向きの部屋では値段が変わります

    つまり、内装などが全く一緒であったとしても、立地が1つ1つ違うので、値段が変わってくるのです。

    つまり、世の中で2つとして同じ不動産というのは存在しないのです。

    売った実績がない不動産の査定をするのですから、ハッキリとした金額を算出するのは不可能なのです。

    中古車市場では、同じメーカー、同じ内装等、条件が同じ車であれば、値段もほぼ同じになりますよね。車は動く「動産」だからです。

    理由その2 買う理由がバラバラ

    2つ目の理由は、買手が不動産を買う理由がバラバラということです。

    これも、具体的な例で考えていきましょう。

    例えば、都心にタワーマンションがあったとしましょう。

    この物件を買う人は、このタワーマンションに住みたい人だけではありません。

    投資用の物件として買いたい投資家。日本の不動産が欲しい海外投資家。節税対策として購入したい高齢者など、多くの思惑の中で不動産の取引が行われるのです。

    そして、人によって妥当と考える金額は異なります。つまり、人によって妥当と考える金額が違うからこそ、ハッキリとした査定額を出すことは難しいのです。

    まとめましょう。不動産は、動かないということと、人によって買う目的が異なる。という特徴があり、この特徴が査定額を出すことを難しくしている。というポイントはしっかりと押さえておきましょう。

    さあ、ここから具体的なデメリットの紹介です。とても大事なポイントですので、しっかりと確認してくださいね。

    1 仲介会社からの激しい営業を受ける

    無料査定を行うデメリットの1つ目です。1つ目の理由としては、仲介会社から激しい営業を受けてしまうということが挙げられます。

    無料査定サイトを使う上では、その裏の仕組を知っておかなければいけません。ここで、その仕組について簡単にご紹介しましょう。

    実は、不動産に限らず、どの無料査定サイトでも同じなのですが、査定サイトを通じてお客様を紹介して貰うと、仲介会社は査定サイトに対して紹介料を払う必要があります

    だからこそ、仲介会社は仕事を取るために必死になって営業をかけてきます

    また、1つの不動産に対して無料査定をするのは、1社ではありません。複数の不動産仲介会社による競争が起こるのです。

    そんな中、案件を取るために必死に営業を仕掛けてくるのは当たり前

    無料査定をするのであれば、営業のプロである不動産仲介会社から激しい営業を受けるということはしっかりと頭に入れておきましょう。

    2 雰囲気に飲まれ、専任媒介契約を結んでしまう

    これが一番大きなデメリットと言えます。

    ここで、不動産会社が無料査定の際に使う戦略を一つご紹介しましょう。

    無料査定後、仲介会社から電話がかかってきます。そして、その仲介会社の担当者はこのようなことを言うのです。

    あなたの不動産を買いたい人がまさに今、1人います。

    そう言われると、「じゃあ是非その人に物件を紹介して下さい。」という流れになりますよね。

    この時、不動産の仲介会社は「ただ、この方に物件を紹介するためには専任媒介契約を結ぶ必要があります。」ということを言ってくるのです。

    ハッキリ言いましょう。物件を紹介するために専任媒介契約を結ぶというのは、あり得ません

    仲介会社としては、買いたい人がいるのであれば、売主側から専任媒介契約を結ばずとも、ただ物件を紹介すればよいのです。

    つまり、買手がいるという餌をぶら下げて専任媒介契約を取ろうとする仲介会社は相手にしない方が良いでしょう。

    この記事を読むと「そんな都合の良い話があってもだまされない」と思うかと思います。しかし、いざ売却の場面になると、こういった営業トークによってコロっと騙されてしまうので注意が必要です。

    営業トークに注意しないといけないですね!

    3 売る気がないのに売ることになるかもしれない

    3つめの理由は、売るべきタイミングではないにも関わらず、売ってしまうリスクです。

    「取りあえず、いくらで売れるのか知りたい。」という理由で無料査定する人も多いかと思います。

    ただ、上記でお伝えした通り、無料査定をしたとして、査定額を出すだけの仲介会社はほとんどありません

    仲介会社は仕事を取らないといけないからです。

    そんな中、売る気があまりない売主の方に対し、仲介会社の担当者が「今売らなければいけない理由」を伝えてくる場合もあるでしょう。

    たとえば「これからマーケットが下がる可能性は高いです。マーケットが下がれば、売却額が10%ほど落ちてしまう可能性も十分考えられます。」といった内容です。

    不動産のプロである仲介会社から「将来値段が下がる」と言われると、「やっぱりそうなのかな」と思ってしまう人は少なくありません。

    将来の予想をすることは誰でもできます。株だって同じです。○○株は来年値上がりしますよ!と言って実際に上がらなくても、誰も責任をとってくれません。

    売却のタイミングを見極めるのは、あなたしかいないのです。

    一番大切なポイントは

    ここまで、無料査定をすることのデメリットについてお伝えしてきました。

    ざっくりとした査定額しか分からないにも関わらず、無料査定をすることは多くのデメリットがあることがお分かり頂けたかと思います。

    ここで、今までお伝えしたポイントをまとめ、本当に重要なポイントをお伝えします。

    そのポイントとは、

    何も準備をせずに無料査定をしていはいけない。」

    ということです。相手は不動産売却の案件を取ってくるプロです。

    このプロに対して、何も準備せずに査定の依頼をすることはとても危険です。

    不動産の売却額がどういった形で決まるのか。不動産マーケットの先行きはどうなのか。といったことについてしっかりと下調べをした上で、無料査定を活用するようにしましょう。

    まとめ

    無料査定を行うことによるデメリットについてお伝えしました。

    仲介会社の戦略を把握しておくことは、非常に大切です。

    何となく査定をして、気が付かないうちに売却してしまった。といったことがないように気をつけましょう。

    この記事を書いた人:大橋亮太

    三井物産株式会社で約7年働いた後、2015年に株式会社ムーブウィルを設立。両手仲介への違和感から買側の仲介に入ることを止め、売主側の味方だけをするサイト「売主の味方」を立ち上げる。

    ファイナンシャルプランナー・宅地建物取引士

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