部屋を持っているが、Airbnbを活用して家賃収入を増やしたい。転貸可能な物件が見つかったので、Airbnbの登録を進めていきたい。
今後Airbnbをやろうと思うが、登録の流れはどうなっているのか知っておきたい。
今回はそういった方向けに、Airbnbの具体的な登録方法を紹介させて頂きます。
- 目次
- 1. 物件登録にあたって必要な情報
- 1-1. ベッドの数(収容人数)
- 1-2. 部屋の写真
- 1-3. 安全設備
- 1-4. アメニティ
- 1-5. その他
- 2. 登録する物件を紹介
- 3. 物件登録の手順
- 4. 最後に
1. 登録にあたって必要な情報
まずは部屋の登録にあたって必要な情報を簡単に紹介させていただきます。事前に必要情報を把握し、効率よく登録を進めることができるようにしましょう。
1-1. ベッドの数
Airbnbでは1部屋の宿泊可能人数を入力する必要がありますので、部屋に何台のベッドを設置するべきか決める必要があります。
部屋の間取から設置するベッドの数をイメージし、何人まで収容するかを考えておくようにしましょう。
1-2. 部屋の写真
部屋の写真は多ければ多いほど良いですが、実際に写真を撮影することができるのは最後の段階だと思いますので、今後写真を撮影する必要があるということを頭の片隅においておくと良いでしょう。
1-3. 安全設備
Airbnbでは消火器、火災報知器の有無等を記入する必要があります。写真の撮影のタイミングなどでまとめて確認することができるよう、この点も頭の片隅においておくと良いでしょう。
1-4. アメニティ
洗濯機や電子レンジなどの家電に加え、シェーバーなどのアメニティの有無も記載する必要があります。どういったアイテムがあるかはこのコラムの後方で紹介させていただきますので、あなたが貸し出す部屋の競争力強化のために事前に目を通しておくと良いと思います。
1-5. その他
その他細かい情報が必要となりますが、その内容は建物の住所、1日あたりの家賃など特段の準備を必要としない項目であり、実際の登録において悩むことはないと思いますのでここでの紹介は割愛させていただきます。
2. 登録する物件を紹介
具体的な登録対象があった方が分かりやすくと思いますので、今回は実際の物件を想定して登録を進めていこうと思います。
以下を登録する物件と仮定します。
項目 | 詳細 |
物件名 | トーシンフェニックス日本橋蛎殻町 |
住所 | 東京都中央区日本橋蛎殻町1-3-8 |
間取り | ワンルーム |
物件タイプ | マンション |
イメージをふくらませていただくため、建物及び内装の写真も合わせて付けさせていただきます。
3. 物件を登録する
それではここから早速登録を進めていきましょう。
上記2.で紹介させていただいた物件をベースに、登録を進めていきましょう。まずはトップページからログインし、その上で「ホストになる」をクリックします。
すると、以下のような画面が出てきます。
今回登録する物件はマンションですが、Airbnbにおけるマンション=アパートですので、アパートをクリックします。
部屋のタイプは1部屋を独占的に使ってもらう形ですので、「まるまる貸切」をクリックします。
収容人数は部屋に設置するベッドの数を入力します。今回はダブルベッドを設置することを想定し、「2」と入れます。
市に関しては、まずはざっくりとして住所を入れれば大丈夫ですので、「日本橋蛎殻町」と入力します。入力後の画面が以下となります。
続行をクリックしましょう。
上記の画面で「続行」をクリックすると、以下の画面が出てきますので、次の基本データの登録に移っていきましょう。
まずはベッドやシャワールームの条件を入力していきます。
今回はダブルベッドですので、収容人数は2を入力し、「次へ」をクリックしましょう。
次に出てくるのが以下の画面です。リスティングネーム(部屋のタイトル)と部屋の紹介文を入力する必要がありますが、ここは他の部屋の記載などを参考にしながら書いた方が良いと思いますので、いったん空欄のまま「次へ」をクリックしても良いと思います。
次に住所を入力します。物件の所在地の住所を入力しましょう。
次に地図を見ながら対象物件の場所とカーソルを合わせていきましょう。google mapのように地図をドラッグ&ドロップしていけば良いので、感覚的に操作をすることができると思います。
場所がしっかりと特定できたら「OK。次をみる」をクリックしましょう。
次にアメニティ関係のチェックをしていきます。はじめからアメニティをそろえている方は少ないと思いますので、この欄に列挙されているアメニティがあると物件の競争力が高まるというイメージを持たれれば良いと思います。
画面をスクロールさせ、「次へ」をクリックしましょう。
ここで、Airbnbの登録上チェックを入れることができる設備について以下列挙させていただきますので参考にしていただければと思います。
- 必需品(トイレットペーパー、タオル、シーツ、石鹸)
- テレビ
- ケーブルテレビ
- エアコン
- 暖房
- キッチン
- インターネット
- ワイヤレスインターネット
- 24時間チェックインOK
- バスタブ
- 洗濯機
- プール
- 乾燥機
- 朝食
- 敷地内駐車場
- ジム
- エレベーター
- 暖炉
- ワイヤレスインターホン
- ドアマン
- シャンプー
- ハンガー
- ドライヤー
- アイロン
- PC用デスク
次は写真の掲載です。実際に写真を掲載することができるのは部屋を借りた後だと思いますので、まずは登録を完了させるために「次へ」をクリックしましょう。
掲載することができる写真をお持ちの方は、「写真を追加」ボタンをクリックした上で写真を選択していただければ簡単に掲載することができます。
次は安全面の確認です。以下のアイテムの中で設置されているものを確認する必要があります。
ちなみに、日本の法律では熱または煙による警報機の設置が義務付けられていますので、部屋内の感知器の種類が熱か煙か確認した上でチェックを行うようにしましょう。
煙感知器がない場合でもネットで2,000円前後で購入可能ですので、安全面を重視する方の需要を捉えるという意味では1つ購入しても良いかもしれません。
また、アパート・マンションの場合は消火器の設置が義務付けられていますので、アパートかマンションの一室を貸し出す場合は消火器の場所を確認の上、チェックを入れましょう。
こちらは上記でチェックしたアイテムの設置場所を記入する場所です。それぞれのアイテムの場所を確認の上、記載していきましょう。
また、緊急時の電話番号は警察・消防・救急の番号を入力する必要があります。
安全設備の登録が終わったら、次に部屋の料金を決めていきましょう。今ままでの設定にもとづき、Airbnbが自動的に1泊あたりの宿泊料金を計算してくれます。
今回は省略した部分が多数ありましたので金額が低くなっていますが、実際は対象となる物件の近くにどれぐらいの賃料で募集をかけている部屋があるのかという点を見極めながら賃料を決めていくと良いのではないかと思います。
なお、宿泊料金は日ごとに設定することができますので、ここではあまり考えすぎる必要はありません。今決めきれない場合は金額を入力せずに「次へ」をクリックしても良いでしょう。
次に、ゲストの予約方法を選択します。基本的に部屋を探している方はすぐに部屋を押さえたいと思っている方が多いですので、基本的には「ゲストが即予約するパターン」で予約を進めることをお勧めします。
他の物件との差別化が図れ、物件の人気が出てきた場合は1件1件審査する形でも良いでしょう。
次に、ハウスルールを記載します。基本的には近隣住民への迷惑を考え、パーティ禁止、深夜の騒音禁止といった一般のホテルでも記載されている項目を書けば良いでしょう。
次は予約可能日の設定です。これは部屋の準備が全て整った段階で記載しますので、今の段階で記載する必要はありません。
準備が整ったら自分で利用する場合などふまえ、設定を進めていくようにしましょう。
最後にプロフィール写真と電話番号を記入しますが、これはアカウント登録の際に完了していれば求められない項目です。
何点か飛ばしたアイテムがあるので未だ登録は完了していませんが、上記のステップが完了すれば実際にあなたの部屋を掲載することが可能となります。
4. 最後に
物件の登録にあたっては、アカウントの登録と比べて複数の情報が必要ということもあり大変なのですが、このコラムで必要な項目のイメージを沸かせていただき、効率良く物件の登録を進めていただければと思います。