• 不動産投資におけるセゾンファンデックスの特徴を徹底的に解説 – 売主のミカタ

    不動産投資におけるセゾンファンデックスの特徴を徹底的に解説

    金融機関のイメージ

    ノンバンク系の貸金業者として不動産投資では有名なセゾンファンデックス。

    そのメリットとデメリットをしっかりと把握して、不動産投資を有利に進めていきたいものですよね。

    そこで今回は、セゾンファンデックスの特徴について分かりやすく説明します。

    1. 融資エリア

    セゾンファンデックスの融資エリアは、基本的には全国です。

    本社が東京、支店が大阪の二か所で営業していますので、支店の有無と融資可否はあまり関係がありません。

    まずは相談をしてみると良いでしょう。

    2. 融資期間

    セゾンファンデックスは、構造に関係なく、最長で35年の融資を組むことが可能です。

    そういった意味では、RCや鉄骨造よりも木造との相性がよい金融機関と言えるでしょう。

    3. 金利

    セゾンファンデックスの金利はおおよそ4%代半ばです。

    不動産投資で活用する金融機関としては高い金利ですので、活用する場合は注意が必要です。

    4. 頭金

    セゾンファンデックスの場合、おおよそ物件価格の20%の頭金が求められます。

    他の金融機関と比べると頭金の割合は高いということは意識しておきましょう。

    5. 物件評価方法

    セゾンファンデックスの場合、積算価格で評価をしており、ある程度画一的な評価をしています。

    今後の人口推移などが反映されないということを考えると、都心では融資額が伸びづらく、地方のほうが取り組みやすいと言えるでしょう。

    6. 属性

    セゾンファンデックスを活用するための年収制限はありません。

    7. 法人での融資可否

    セゾンファンデックスは資産管理法人への融資も可能です。

    8. 知っておいた方がよいこと

    セゾンファンデックスは、融資の金額によって決済のプロセスが異なるというのが特徴です。

    具体的には、2,000万円以内の融資の場合はセゾンファンデックス内で決済ができるのですが、その金額を超えてくると、親会社のクレディセゾンでの承認が必要となってきます。

    すなわち、2,000万円を超えてくると融資の難易度が上がっていくということはしっかりと意識しておいたほうがよいでしょう。

    担当者から口頭で前向きな回答をもらえたとしても、役員会で承認が下りないといったことも起こり得るので、この点は注意しておいた方が良いでしょう。

    9. セゾンファンデックスのまとめ

    セゾンファンデックスは三井住友トラストL&Fと同様、長期の融資を行ってくれるという点に強みがありますので、積極的に活用していくとよいでしょう。

    ただし、融資額が高くなるとクレディセゾンの役員会で融資ができないという判断になる可能性もありますので、小規模で木造の物件の場合に積極的に活用したい金融機関と言えるでしょう。

    10. 最後に

    セゾンファンデックスの特徴についてまとめました。

    地方の小規模の木造物件であれば積極的に活用したい金融機関です。

    その他金融機関の特徴について知りたい方は、【保存版】不動産投資の融資を有利に組むために必要な銀行の全知識という記事にまとめていますので、参考にして下さい。

    この記事を書いた人:大橋亮太

    三井物産株式会社で約7年働いた後、2015年に株式会社ムーブウィルを設立。両手仲介への違和感から買側の仲介に入ることを止め、売主側の味方だけをするサイト「売主の味方」を立ち上げる。

    ファイナンシャルプランナー・宅地建物取引士

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