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    不動産投資における、りそな銀行の特徴を徹底的に解説

    パリの街並み

    不動産投資においてりそな銀行の名前を聞くことが多くなってきました。

    りそな銀行は、他の一般的な銀行と比べて物件の評価方法が異なるのが特徴です。

    では、具体的にどういった特徴があるのでしょうか?その内容について分かりやすく解説します。

    1. 融資エリア

    まず、りそな銀行の融資エリアについてお伝えします。

    りそな銀行の融資エリアは、支店があるエリアであればどこでも問題ありません。

    支店がないエリアでも取り組むことが不可能ということはありませんが、非常にハードルが上がってしまうということは認識しておくと良いでしょう。

    2. 融資期間

    りそな銀行の融資期間は、それぞれの物件の法廷耐用年数内です。基本的に法定耐用年数より長い期間の融資は難しいことを認識しておきましょう。

    また、商業用の物件の場合は、期間が7掛けになりますので、テナント用の物件の場合りそな銀行を使うことは難しいと認識しておくと良いでしょう。

    3. 金利

    りそな銀行の場合の金利は1%台中盤です。

    借主の属性によって金利は異なってきますが、基本的には1%台でおさまると考えておくと良いでしょう。

    4. 頭金

    りそな銀行には頭金に関する明確なルールはありません。

    収益物件の評価次第ではフルローンを組むことも可能です。

    5. 物件評価方法

    りそな銀行の物件評価方法は、「収益還元法」による収益価格が基本となります。

    収益価格の概要についてしっかりと理解したい方は、収益価格とは何なのか?そのポイントを分かりやすく解説という記事を参考にして下さい。

    ただし、割引率や出口価格の評価方法については支店によって異なりますので、支店ごとにある程度の幅があることが特徴です。

    特に、地方物件の場合は将来の賃料下落予想が収益価格にそのまま影響してきますので、これから人口の減少が見込まれる場合、高い評価を得ることは難しいと言えるでしょう。

    6. りそなを使える人の属性

    次に、りそな銀行で融資を組むことができる人の特徴についてお伝えします。

    りそな銀行で融資を組むためには、年収800万円が必要となります。準大手の金融機関ですから、ある程度の年収が求められるという形です。

    7. 法人への融資可否

    りそな銀行は資産管理法人への融資も可能です。

    8. りそな銀行のまとめ

    りそな銀行はメガバンクと地方銀行の中間に位置づけられる銀行ということもあり、融資の条件もメガバンクと地方銀行の中間に位置するというイメージです。

    若干厳しめな評価ではありますが、全国対応しているという意味では魅力的な金融機関と言えるでしょう。

    支店があるエリアであれば、是非とも検討に入れたい銀行です。

    また、収益還元で評価をするという点も特徴です。重量鉄骨などで潤沢なキャッシュフローが出る物件などの場合、取り組める可能性があると言えるでしょう。

    9. 最後に

    不動産投資におけるりそな銀行の特徴についてお伝えしました。

    その他の金融機関含め、不動産投資で有利な条件で融資を組みたい方は【保存版】不動産投資の融資を有利に組むために必要な銀行の全知識という記事を参考にして下さい。

    この記事を書いた人:大橋亮太

    三井物産株式会社で約7年働いた後、2015年に株式会社ムーブウィルを設立。両手仲介への違和感から買側の仲介に入ることを止め、売主側の味方だけをするサイト「売主の味方」を立ち上げる。

    ファイナンシャルプランナー・宅地建物取引士

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