• 不労所得を得る11の方法で、5千万円を稼ぐまでの期間を徹底検証(まとめ) – 売主のミカタ

    不労所得を得る11の方法で、5千万円を稼ぐまでの期間を徹底検証(まとめ)

    空に向かう女性

    効率よく不労所得を得るための方法を知りたいけど、何が一番良いのか良く分からない。また、自分にあった不労所得の稼ぎ方が何なのか分からない。

    不労所得を得る手段として様々な方法が紹介されていますが、どれが効率的なのか良く分からないことも多いですよね。

    副業が流行っている中、どういった手法が最も効率的なのかしっかりと把握しておきたいもの。

    そこで今回は、不労所得を得る11の方法をお伝えさせていただくと共に、5,000万円を稼ぐ上で最も効率的な方法は何かを具体的な計算結果と共に紹介させていただきます。

    1. 前提条件を整理する

    まずは簡単に前提条件を整理しましょう。不労所得といっても何もせずにお金が入ってくるわけではなく、初めに不労所得を生み出すための「仕組み」を作らなければいけません。その仕組みを作る前提条件についてお伝えさせていただきます。

    今回は、年収400万円のサラリーマンの方を想定します。

    そして、毎月不労所得を得るための投資に充てることができる貯蓄額を月10万円、不労所得を得るために使うことができる可処分時間は月50時間と仮定します。

    前提条件
    貯蓄額 10万円/月
    可処分時間 50時間/月

    2. 11種類の不労所得の稼ぎ方の効率をグラフで紹介

    上記の前提において、11種類の不労所得の稼ぎ方の中でどれがもっとも効率が良いのか、その結果をグラフにまとめさせていただきました。

    まずは、5,000万円を稼ぐために必要な期間についてまとめさせていただきました。そのグラフが以下です。

    5,000万円稼ぐまでの期間(自社調べ)

    5,000万円稼ぐまでの期間

    ある程度のばらつきがありますが、上位5つを挙げると、フランチャイズ、ネットワークビジネス、自費出版、まとめサイト、不動産投資・企画出版という結果になりました。

    次に、10年経過時点、20年経過時点、30年経過時点における現金の残高を比較してみましょう。

    10年経過時点の現金残高(自社調べ)

    10年目の現金推移

    10年目経過時点ではネットワークビジネス、自費出版が効率良く稼げているということがお分かりいただけるのではないかと思います。

    一方で、不動産投資はほとんど現金が増えていないことがお分かりいただけるのではないかと思います(その理由は後述します。)

    次に20年目の現金の残高を比較してみましょう。

    20年経過時点の現金残高(自社調べ)

    20年目の現金の推移

    フランチャイズが一つ抜け出しているということがお分かりいただけるのではないかと思います。仕組みを作ることによって、売上が急拡大しているということですね。

    最後に、30年目の現金額の推移について見ていきましょう。

    30年経過時点の現金残高(自社調べ)

    30年目の現金の推移

    20年目の現金残高と同様、フランチャイズ展開するという方法が飛びぬけて稼ぐことができています。他方、不動産投資による現金残高が2位にきているというのは特筆すべき部分ではないかと思います。

    不動産投資の場合、長い時間をかけて作ってきた仕組みが、後半に一気に花咲くというイメージです。

    3. 不労所得を得る11の方法を比較して分かったこと

    11種類の不労所得を得る方法を比較して気づいた点についてまとめさせていただこうと思います。

    1. 仕組みを作るビジネスは強い

    フランチャイズ、ネットワークビジネス、不動産投資の3つは一度仕組みができてしまうと、ほとんど何もしなくても収入が入ってきます。

    さらに、この3つは最終的に稼ぐことができる金額も大きくなります。

    自分の時間を確保することができ、更に不労所得も得ることができる。このような稼ぎ方を目指していきたいですね。

    2. 流行の稼ぎ方に乗っかっても稼げる可能性は低い

    近年ではYoutubeや、Naverまとめで稼ぐといった方法が流行っていますが、これらの方法は既に競合が多数参入しており、この中で安定的なアクセスを集めて収入を確保し続けるというのは非常に難しいと言えるでしょう。

    現在、Youtubeには1分で100時間以上の動画が掲載されていると言われています。また、Naverまとめに関しても、少なく見積もっても一日に数千のまとめが新たに作成されています。

    既に流行しているものに後乗りしても、大きく稼げる可能性は低いのではないかと思います。

    3. 稼ぐために出版をしてはいけない

    また、際立って評価が低くなったのが本の出版でした。企画出版でも、初版の部数は数千部ですので、初版が全て売れるということを20年以上続けることによって5000万円に到達します。

    10万部、100万部といった規模で本が売れる確率はゼロに近いと考えた方が良いでしょう。

    一方、出版を行うことは筆者の知名度の向上には繋がりますので、そういった意味で出版を行う場合は、不労所得を得る以外の目的で行った方が良いのではないかと思います。

    4. まとめ

    11種類の不労所得の稼ぎ方に関し、具体的な数字と共に紹介しました。

    それぞれの稼ぎ方にメリットとデメリットがありますので、あなたの現状に合わせて最も効率良い稼ぎ方を選択するようにしましょう。また、それぞれの方法についてどういった流れで収入が増えていくのかという点について理解したいかたは、以下のリンクを参考にしてください。

    不労所得で5千万円を稼ぐまでの期間を検証、その1(不動産投資などの仕組み系)

    不労所得で5千万円を稼ぐまでの期間を検証、その2(Youtubeなどの流行系)

    不労所得で5千万円を稼ぐまでの期間を検証、その3(自費出版などの出版系)

    不労所得で5千万円を稼ぐまでの期間を検証、その4(その他)

    このコラムが不労所得を得るための一助となれば幸いです。

    この記事を書いた人:大橋亮太

    三井物産株式会社で約7年働いた後、2015年に株式会社ムーブウィルを設立。両手仲介への違和感から買側の仲介に入ることを止め、売主側の味方だけをするサイト「売主の味方」を立ち上げる。

    ファイナンシャルプランナー・宅地建物取引士

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